旭川医科大学および附属病院の全教職員のみなさま

「旭川医科大学の正常化を求める会」からのお知らせ

ご意見の総括

今回の「新生旭川医科大学への期待・提言・改革案の募集」に際し、皆様から大変多くのご意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございました。逐一ご報告して参りましたが、最終的に41件のメール、169項目のご意見をいただきました。投稿ルールを遵守いただき、誹謗中傷や個人攻撃を避け、全て記名で責任ある形の建設的なご意見をいただきました。ご希望に沿い公表時に8件は匿名化させていただきました。以下にご意見の総括を掲載させていただきますとともに、ご協力をいただきました皆様に心から感謝を申し上げます。
これらの貴重なご意見が、新生旭川医科大学の姿を議論する切っ掛けとなり、導かれる多くの建設的な発想が、確かな未来への礎となりますことを期待しております。
旭川医科大学の正常化はまさにこれからです。旭川医科大学を愛する人々が、再び誇りを持って語り合える日が来ることを願って止みません。

繰り返しになりますが、文部科学省には本学学長選考会議の決議を重く受け止めていただき、一日も早く、最終のご判断をいただきますことを、皆様と共に待ちたいと思います。

2021年7月14日 「旭川医科大学の正常化を求める会」

1. 柿崎 秀宏 氏

学長任期の制限(1期4年、最長2期計8年)
(その上で)トップダウンで諸事業に邁進は重要

2. 清水 惠子 氏

1)医育・研究・医療機関として正常な形への復帰
2)過去の粉飾決算など膿は全て出し切り誇りある旭医へ

3. 油野 民雄 氏

学長任期の上限復活の上で再生を

4. 上田 潤 氏、橋本 理尋 氏

1)全役職者の任期制限
2)権力集中回避の組織構築(中立・公平、守秘義務、事務系コンプライアンス規定の整備)
3)あらゆる種類のハラスメント対策の整備(講習会開催)

5. 札幌市 岡田 氏

1)学長任期1期5年 or1期3年2期限り
2)院政支配の阻止

6. 古谷野 伸 氏

1)普通の大学へ復帰を
2)学長再選は2期まで

7. 清水 匡 氏

古川先生の復職と名誉回復

8. 山本 明美 氏

1)14年間の徹底検証
2)学長任期の有限化
3)学長業務の監視体制の確立(役員によるパワハラ申告の外部窓口)
4)トップダウンからボトムアップの組織へ(基礎、臨床、研究、看護各部門の責任者に裁量権)
5)ミッションの再検討(国際医療センター、クラウド医療、遠隔医療、国際医療人枠の見直し)
6)若手研究者支援
7)女性活躍推進
8)業務の効率化と働き方改革の推進

9. 石崎 彰 氏

第三者委員会などによる学長問題の個人的・組織的要素の徹底検証

10. 紙谷 寛之 氏

1)学長の在り方
 1.最長2期8年
 2.新体制での制度研究
2)大学の在り方
 1.他学科新設(リハ、放射、臨検、臨工)
 2.基礎講座に予算配分増加
 3.ハラスメントの外部委員会常設
3)病院の在り方
 1.輸血部・病理部を移転後、手術室4部屋、ICU6床増設
 2.市立病院の分院化で病床900床へ。整形やICU不要の外科手術を市立病院で。
4)学生・地域枠関連
 1.医学科入学定員の増加
 2.地域枠入学生の義務の明文化・柔軟な対応
 3.国際医療人枠の実質的充実

11. 野津 司 氏

1)過去の徹底検証
2)(特に)病院長不当解任の検証

12. 宮本 敏伸 氏

1)全役職者の責任検証
2)役員自体のハラスメント体質の排除
3)立て直し経験のある学外からの新学長の招請

13. 事務職 匿名B氏

能力開発(SD)に資する階層別・目的別の多彩な職員研修による事務職人材の育成・確保

14. 事務職 匿名A氏

1)学長政策推進室(密室裁定・協議の反故・豊満経営)の解体・廃止
2)新部署・新教授乱発の正常化、人事権乱用の抑止
3)芯のある将来構想

15. 谷本 光穂 氏

1)学長任期4年+2年計6年へ
2)一般市民への学長の説明責任
3)学識と管理に造詣深い新学長

16. 沖崎 貴琢 氏

1)学長の例外規定の制限
2)学長任期の制限(1期4年+延長2年、定年遵守)
3)学長選考投票の無記名化
4)学長裁量経費の会計報告の義務化
5)学長選考会議の中立性の確保
6)パワハラ審査制度の徹底

17. 吉田 成孝 氏

1)構成員の自覚に支えられた透明性の高い大学運営
2)教授以下全ての恣意的教員人事の抑止

18. 西條 泰明 氏

本学における産業保健活動の推進と充実
1)職員の健康保持・増進
2)ハラスメント対策、メンタルヘルス対策の充実
3)「健康は自己責任」の意識改革

19. 長森 恒久 氏

1)学長の再選制限
2)ハラスメント対策室の設置
3)公平公正な教授選

20. 田中 宏樹 氏

研究に関して
1)研究資金配分の適正化
2)若手研究者の意見が反映されるシステムの構築
3)学内の研究リソースの更新と効率的な利用
4)多様な研究内容を認め合えるコミュニティの形成
5)柔軟な研究業績評価システムの構築
6)研究の技術的支援をする人材の拡充
7)公的研究費獲得を支援する人材の拡充
8)産学連携を強化する人材の拡充

21. 藤田 智 氏

古川博之先生の名誉回復

22. 菊池 健次郎 氏

1)外部委員を招請し14年間の検証
2)全容解明のため新学長任期は例外的に長く

23. 水元 俊裕 氏

1)学長任期 は 1期 6年
2)学生・全教職員の安全管理体制の確立
3)パワハラ抑止策の徹底
4)人事・管理 の適正化
 (1)役職者の報酬開示と定数検証
 (2)全国公募の教授選考
 (3)教職員定年制度の明確化 
 (4)病院長による病院運営の専権化
 (5)不要部門の解体
 (6)標準・先進医療の教育と実践
 (7)入学試験の公正・適正化 

24. 押田 聡 氏

1)財務担当理事の適正化(月1出勤学外者の是正)
2)事務局長の理事就任
3)新規教授職者の必要性の再検討(過剰人件費)
4)松野学長職務代理の執務スペース確保
5)学長特例規定の適正化(「学長が特に認めた場合」の過多。悪用事例も)
6)今回の事案処理における事務職員負担への理解
7)新たな「学長選考・監察会議」での監事・監査体制の適正化
8)教授室・周辺の私的居住スペースへの改築の抑止
9)学内喫煙教授の排除(退職時補修に多額費用) 

25. 伊藤 俊弘 氏

1)学長直接決済の弊害(結論の先送り)
2)学長裁量の適正化・明文化
3)看護学科の防犯体制強化(防犯カメラ・無断侵入阻止)

26. 丸田 一貴 氏

1)古川先生の名誉回復と適正処遇
2)経営状況の正しい説明と隠蔽体質の改善(寄付金流用の検証)
3)経営体質改善と経営マインド(含む医療職)の醸成
4)大学と病院の経営(予算)分離
5)ビジョンの策定と実現への整備
6)病院再開発(診療実績全国一位が生かされていない)
7)執行部の職務専念の義務化
8)執行部からの正しい情報の迅速な公表

27. 事務職 匿名C氏

1)財務の「健全化」と「透明化」(吉田学長による虚偽情報の払拭)
2)予算執行「計画」と「実際」の乖離
3)現預金重視の自転車操業の是正
4)国の支援による病院施設・医療設備の改修と更新
5)財務の健全化・透明化の努力(財務改善を阻む吉田学長の圧力排除)
  ①予算要求・編成・経営の適切な意思決定
  ②正確な財務状況について組織内で情報共有

28. 秋田谷 龍男 氏

1)不透明な教員人事の刷新(学長の恣意的人事の撤廃)
2)恣意的新ポスト設置と従来ポスト削減の不均衡の見直し
3)カリキュラム制定時の情報開示(特に一般教育の疎外感)
4)一般教育・基礎医学内のカリキュラム編成時の議論と反映
(1)学生の学力向上を図る真摯な議論
(2)入学者学力査定と卒業時学力到達度の連関評価と議論
(3)”研究者マインドを持つ医師”の養成に資するカリキュラム構築

29. 事務職 匿名D氏

1)執行部人事改訂時の可及的速やかな決定・早期公表
2)組織設置・再編時の学内規定の尊重

30. 遠藤 直哉 氏
水元 俊裕先生 代理人 弁護士

文科大臣宛提出要請書

31. 事務職 匿名E氏

大学運営:隠ぺい体質を排し透明性ある大学運営
1)学長の任期…任期2期限
2)学長業務の監視体制の強化
3)学長裁量経費の会計報告の義務化
4)学長問題の徹底検証と吉田学長の説明責任
5)学長による恣意的例外裁定の抑止
6)ハラスメント対策の機能強化 
7)出張費用の認識における基礎系・臨床系講座の格差

32. 医師 匿名A氏

・正常化に向けて財政再建・人事刷新・若手登用
・マスコミ対応の適正化
1)外部の複数業務監査役による内部統制評価委員会の設立
2)人事考査と財政再建
(1)医療経営コンサルタントを入れた財務体質の強化
(2)市立病院の分院化
(3)ICUの増床
(4)外傷センター設置
(5)透析室の血液浄化センター化による増床
(6)ハートセンターCCUの拡充
(7)臓器移植センター設置
3)アカデミアとしての事業推進
(1)事業推進のための資金確保
(2)多施設臨床研究の推進
(3)病院側に独立した臨床研究倫理委員会の設置(手続きの簡素化)
(4)他大学出身の優秀な臨床医、研究者の登用
(5)本学出身他大学活躍者によるアドバイザー会議の創設
(6)他領域大学との研究面での提携強化

33. 千石 一雄 氏

1)監視機能強化のもとでの学長の強いガバナンスの必要性
2)評価・意思決定を担う各委員会委員の選考に教職員の意見を反映
3)学長・執行部・各委員会の定期的評価と解任可能性を明文化したシステム構築

34. 服部 ユカリ 氏

1)学長任期:1期6年、再選なし
2)学科の公平性を尊重した大学組織改革と運営改善

35. 事務職 匿名F氏

1)学長任期:1期4年+再任2年の最長6年
2)学長政策推進室の廃止
3)収支を見極めた適切な予算執行と監視体制

36. 中嶋 駿介 氏

1)全理事役員の解任
2)ハラスメント委員会の充実(全領域対応の規定、開かれた窓口)
3)古川病院長の復職と名誉の回復
4)学長選挙制度改革(公正立候補、無記名投票)

37. 事務職 匿名G氏

1)非常勤職員の常勤採用基準の明確化
2)非常勤職員への全学的常勤職採用試験制度の導入

38. 船越 洋 氏

1)執行部権限の制限
(1)執行部役員任期の明文化
(2)教授会による執行部決定事項再審議要請システム
(3)執行部役員解任に教授会の意向を反映
2)ハラスメント対策の徹底
(1)全職員へのアンケート調査による実態把握
(2)ハラスメント申告窓口の整備
3)事務局機能の正常化
(1)学長政策推進室の廃止もしくは機能制限
(2)事務職員コンプライアンス規定の制定
4)会計上の問題解明
(1)会計調査委員会設置による徹底解明
(2)会計監査システムの機能整備
5)監査機能の整備
(1)監査室長の任命
(2)監査規定の見直し

39. 高橋 雅治 氏

1)患者最優先の視点を醸成する教育体制の構築
2)学生教育予算の充実
(1)学習に不可欠な基本的アプリの整備
(2)参考書購入の費用補助
(3)民間英語試験の費用補助
3)学長による教育方針の積極的発信

40. 藤井 智子 氏

激務の学長の健康管理システムの整備

41. 古川 博之 氏

1)(藤井先生の意見に追加して)薬物・アルコール依存に対する厳正対処の必要性
2)学長の資質・適格性に疑義有る場合の通報先として第三者委員会設置

【学生による新生旭川医科大学に関するアンケート結果】

今回私達と平行して本学学生が自主的に新生旭川医科大学に対するアンケート調査をまとめてくれました。本会の活動とは独立した学生自身による自主的な意見の数々です。学生の本音や熱い思いが多数綴られております。皆様にご一読いただければ幸いです。

「旭川医科大学の正常化を求める会」からのお知らせ(3)

【新生旭川医科大学への期待・提言・改革案をお寄せ下さい(2週間編)】

6月23日募集開始以来、大変多くのご意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございました。第2週目にお寄せいただきましたご意見を、先週同様、ワンフレーズで以下に総括させていただきます。言葉足らずで意を尽くせない場合があるかと存じますが何卒ご容赦下さい。

ご意見とは別に「吉田晃敏旭川医科大学学長のリコールを求める全国有志の会」(水元俊裕代表)(https://president.yoshida-recall.com/)から文部科学大臣宛に提出された調査と改革を求める通知書も本会宛てにお送りいただいており、今後情報共有をはかりたいと思います。また今回教職員の皆さんからの意見募集と並行して、本学学生諸君からも多数の意見が寄せられました。別途集約致しましたものも合わせて7月14日に公表させていただきます。

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事態の検証について

「(外部・検証委員会設置などによる)学長問題の徹底検証の必要性」は菊池(健)先生、事務職匿名E氏などさらに多くの皆様の提言です。丸田氏、中嶋先生は「古川先生の名誉回復と適正処遇」を提言しておられます。押田氏は「今回の事案処理作業における担当事務職員の過剰負担への理解」をとのご意見であり皆さんで共有したいと思います。

学長の任期・選考・権限について

「学長任期の制限」は引き続き多くのご意見がございます。水元(俊)先生、服部先生は「1期6年再任無し」、事務職匿名E氏は「最長2期」、事務職匿名F氏は「4年+2年、最長6年」、菊池(健)先生は「全容解明のため新学長任期は例外的に長く」設定する必要も考慮すべき、また千石先生は「監視機能強化のもとでの学長の強いガバナンスの必要性」を説いておられます。中嶋先生は「公正自由な立候補と無記名投票による学長選挙制度」、伊藤(俊)先生、事務職匿名E氏は「学長業務の監視体制の強化」「学長裁量の適正化・明文化」「学長裁量経費の会計報告の義務化」「学長による恣意的例外裁定の抑止」を。押田氏は「学長特例規定乱発の適正化」を、事務職匿名F氏は「学長政策推進室の廃止」を、船越先生は「学長政策推進室の廃止もしくは機能制限」と合わせて「事務職員コンプライアンス規定の整備」を挙げておられます。また藤井(智)先生は「激務の学長の健康管理システムの整備」を、古川先生は「(藤井先生の意見に追加して)薬物・アルコール依存に対する厳正対処の必要性」「学長の資質・適格性に疑義有る場合の通報先として第三者委員会設置」を提言しておられます。

執行部役員・理事・委員について

学長選考会議を構成する役員・理事、教育研究評議会、経営協議会は意思決定と監視機能を担う機関でありながら、各構成員の決定は学長の意向を強く反映し得ることは、全国の国立大学が同様に抱える問題点の一つでもあります。千石先生は「学長・執行部・各委員会の定期的評価と解任可能性を明文化したシステム構築」「意思決定を担う各委員会委員の選考に教職員の意見を反映」すべきとの提言をいただきました。中嶋先生は「現理事役員全員の解任」を、押田氏は「新たな学長選考・監察会議の監事・監査体制の適正化」「松野学長職務代理の執務スペース確保」「事務局長の理事就任」「財務担当理事(月1出勤学外者)の適正化」を提言、船越先生は「執行部役員任期の明文化」「教授会による執行部決定事項の再審議要請システムの構築」「執行部役員解任に教授会の意向を反映」さらに「監査室長の任命」「監査規定の見直し」を提言しておられます。丸田氏は「執行部の職務専念を義務化」、水元(俊)先生は「役職者の報酬開示と定数検証」、事務職匿名D氏は「執行部人事改編時の可及的速やかな決定・早期公表」を原則とすることで円滑な業務継続を提言しておられます。

大学の在り方と運営、教育について

服部先生は「各学科の公平性を尊重した大学組織改革と運営改善」を、事務職匿名E氏「隠ぺい体質を排し透明性ある大学運営」、水元(俊)先生は「学生・全教職員の安全管理体制の確立」「標準・先進医療の教育と実践」「入学試験の公正・適正化」「全国公募の教授選考」「教職員定年制度の明確化」「不要部門の解体」を提言、丸田氏は「ビジョンの策定と実現への整備」「執行部からの正しい情報の迅速な公表」、事務職匿名D氏「組織設置・再編時の学内規定の尊重」、正常化への基本として医師匿名A先生は「財政再建・人事刷新・若手登用」「外部の複数業務監査役による評価委員会の設立」を挙げておられます。秋田谷先生は「不透明な教員人事の刷新」「恣意的新ポストと従来ポスト削減の不均衡の見直し」と「教育カリキュラム制定時の情報開示と議論の重要性」を挙げ、特に「学生の学力向上を図る真摯な議論」「入学時と卒業時学力到達度の連関評価と議論」「”研究者マインドを持つ医師”の養成に資するカリキュラム構築」を提言しておられます。高橋(雅)先生は「患者最優先のマインドを醸成する教育体制の構築」「学習に不可欠な基本的アプリの整備」「参考書購入・民間英語試験受験の費用補助」など「学生教育予算の充実」、さらに「学長による教育方針の積極的発信」の提言をいただきました。伊藤(俊)先生は、この機会に「看護学科の防犯カメラ・無断侵入阻止の防犯体制強化」を提案しておられます。

財務再建について

事務職OB匿名C氏は「財務の健全化と透明化(吉田学長による虚偽説明情報の払拭)「予算執行計画と実際の乖離の是正」「手許資金重視の自転車操業の是正」「国支援(財政投融資)の導入による病院施設・医療設備の改修と更新」の原則を挙げ、財務の健全化・透明化に向けて「予算要求・編成・経営の意思決定の適正化」「正確な財務状況の組織内での情報共有」が不可欠であるとの提言をいただきました。丸田氏は「経営状況の正しい説明と隠蔽体質の改善」「経営体質改善と職員の経営マインドの醸成」「大学と病院の経営(予算)分離下に病院再開発」を、水元(俊)先生は「病院長による病院運営の専権化」を、事務職匿名F氏は「収支を見極めた適切な予算執行と監視体制の確立」を、船越先生は過去の財務検証を「会計調査委員会設置による徹底解明」「会計監査システムの機能整備」で、医師匿名A先生は「医療経営コンサルタントの導入による財務体質の強化」を提言しておられます。

大学改革・運営改善・人材確保の具体策について

押田氏は人件費の視点から「新規教授職者の必要性の再検討」、退職教授の悪例から「教授室と周辺スペースを私的居住空間に改築することの抑止」「学内喫煙教授の排除(退職時部屋の補修に多額費用)」を指摘しておられます。事務職匿名E氏は「出張費用の基礎系・臨床系講座間の認識の格差」、病院経営に関して医師匿名A氏は「市立病院の分院化」「ICUの増床」「透析室の血液浄化センター化による増床」「外傷センター、ハートセンターCCU、臓器移植センターの設置」「多施設臨床研究の推進」「病院側に独立した臨床研究倫理委員会の設置」「他大学出身の優秀な臨床医、研究者の登用」「他大学で活躍中の本学出身者によるアドバイザー会議の創設」「他領域大学との研究面での提携強化」、また危機管理的に「適正なマスコミ対応策」も整備されるべきとの提言をいただいております。事務職匿名G氏は「非常勤職員の常勤採用基準の明確化」「非常勤職員に対する常勤職採用試験制度の導入」を提案しておられます。

ハラスメント対策の改善について

その後も多くの皆さんからハラスメント対策についてご意見をいただいております。水元(俊)先生、事務職匿名E氏から「ハラスメント対策の徹底と機能強化」、船越先生、中嶋先生から「全領域対応の開かれた窓口のハラスメント委員会の充実」の提言が寄せられております。本質的な現状把握策のひとつとして船越先生から「全職員対象のアンケート調査によるハラスメントの実態把握」の提言があります。

沢山の建設的なご意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございました。

皆様の貴重なご意見が、新生旭川医科大学の船出の大きな推進力になりますことを確信致しております。

 ホームページ:
https://amu-normalization.com

 ご意見の送付先:
amu.normalization24@gmail.com

2021年7月12日

「旭川医科大学の正常化を求める会」

【新生旭川医科大学への期待・提言・改革案をお寄せ下さい(開始編)】

6月23日の募集開始早々、複数のご意見をお寄せいただきまして、誠にありがとうございます。これまでのご意見は全て記名投稿いただいております。

「正常化を求める会の活動」「学長解任決議の成立」などに対する感謝・安堵・賞賛・慰労などの言葉とともに油野先生はじめほぼ全ての皆さんが「学長任期制限の復活」(当初は1期目4年、2期目2年までの計6年)を提言しておられます。

具体的に柿崎先生は「1期4年、最長2期8年まで」、札幌市岡田様は「1期5年のみ or 1期3年2期限り」、古谷野先生「再選は2期までに制限」など。

清水先生は、正常化への期待とともに、今回の総括法に「秘匿せず膿は全て出し切るべき」との提言をいただきました。上田先生と橋本先生からは「権力集中を回避する組織構成、ハラスメント対策の整備」の提言をいただいております。

ご意見の募集は始まったばかりです。

引き続き沢山の建設的なご意見をお待ちしております。

 ホームページ(https://amu-normalization.com/)

 ご意見の募集期間:2021年6月23日(水)~7月9日(金)
 ご意見の送付先:<amu.normalization24@gmail.com>

 ご意見投稿のルール:原則記名投稿でお願いします(責任有るご意見をうかがうためです)。公表の際に匿名化を希望する方はその旨明記して下さい。誹謗中傷や個人攻撃はお控え下さい。無記名での投稿意見は、非公開処理とさせていただく場合のあることをご了承下さい。

2021年6月25日

「旭川医科大学の正常化を求める会」

【新生旭川医科大学への期待・提言・改革案をお寄せ下さい】

6月22日の学長選考会議において吉田晃敏学長の解任決議が確定されました。これにより「旭川医科大学の正常化を求める会」は一定の役割を終えることが出来ました。皆様のこれまでのご支援に心から感謝申し上げます。今後、速やかに旭川医科大学が正常化に向けて舵を切ることを願っております。

本会の最後の仕事として、これからの旭川医大に対する皆さんのご意見を集約させていただきたいと思います。新生旭川医科大学への期待や提言、改革案など建設的なご意見をいただければ幸いです。集まりましたご意見は整理・編集して7月の教授会へ情報提供させていただきます。

同時に正常化を求める会のホームページ(https://amu-normalization.com/)にも掲載し皆様で共有していただきます。

ご意見の募集期間:2021年6月23日(水)~7月9日(金)

ご意見の送付先:
amu.normalization24@gmail.com

ご意見投稿のルール:原則記名投稿でお願いします(責任有るご意見をうかがうためです)。公表の際に匿名化を希望する方はその旨明記して下さい。誹謗中傷や個人攻撃はお控え下さい。無記名での投稿意見は、非公開処理とさせていただく場合のあることをご了承下さい。

皆様からいただいたご意見が、新生旭川医科大学の船出における大きな推進力となりますことを期待するものです。

何卒宜しくお願い致します。

2021年6月25日

「旭川医科大学の正常化を求める会」

「旭川医科大学の正常化を求める会」からのお知らせ(2)

報道でご承知の通り6月17日吉田晃敏学長が辞任を表明しました。
翌18日開催の学長選考会議で、学長自身の弁明が予定されていただけに唐突な辞任表明でした。「学長選考会議での説明を優先し、その後内外に説明する」との対応は実現されませんでした。
多くの皆さんの貴重な署名により解任要求が実現したことは大変重い事実であり、私達の誇りとするところです。
現在学長選考会議の審議は最終段階を迎えていると聞きます。
私達は、この度の解任請求が真に結実することを期待しており、学長解任の事由とその詳細が明らかにされ、社会に対する説明責任が果たされることを願っております。

2021年6月21日

「旭川医科大学の正常化を求める会」

「 旭川医科大学の正常化を求める会」からのお知らせ(1)

風薫る季節を迎えましても、新型コロナウイルスへの対応で、皆様気の休まらぬ日々が続いておられることと思います。
吉田晃敏学長の解任請求のその後につきまして、多くの皆様にご心配・お問い合わせをいただいており誠に恐縮です。解任請求を受理していただいた学長選考会議のもとに第三者による調査委員会が設置され、現在個々の事案について詳細な調査が進行中です。慎重かつ迅速に調査は進められており、順調な進捗状況にあると思われます。恐らく5月中には調査委員会の調査結果がまとめられるものと期待しております。もとより本件に関しては、現在の学長選考会議構成員が任期満了を迎える6月末までには、最終結論に到達する予定で進められております。引き続き皆様には、審議の成り行きを冷静に監視していただきますようお願い申し上げます。

2021年5月

「旭川医科大学の正常化を求める会」

本件へのご意見・お問い合わせは <amu.normalization24@gmail.com >までお寄せ下さい。

 

吉田晃敏学長の辞職・解任を求める
署名活動に「ご賛同いただきました皆様へ」

この度、2021年2月9日からの署名の呼び掛けに対して、大変多くの皆様にご賛同をいただき、予想を遙かに上回る速度で過半数の署名を獲得することが出来ました。改めまして、今回の活動にご理解とご支援をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。以下が最終結果です。

2021年3月1日最終集計

教職員署名総数

1,106

(本学職員総数2083名の過半数)

意向聴取者署名総数

226

(全意向聴取者392名の過半数)

この結果に基づき、当会から以下の要請を行いました。

  • 1. 吉田学長本人に対する辞職要請(2021年3月1日)
  • 2. 学長選考会議に対する要請:
  • (1)吉田学長の解任要請 (2021年2月24日 意向聴取者署名の過半数到達確定後)
  • (2)学長職務の即時停止と学長職務代行の選任(2021年3月1日)

 3. 文部科学大臣に対する要請 (2021年3月1日)

現在、学長選考会議のもとに調査委員会が設置され、学長解任の審査が進行中です。
迅速かつ厳正な審議の進行を見守りながら、1日も早く私達の要請が実を結びますことを願っております。

尚、署名活動のための本ホームページは3月末をもちまして閉じさせていただきます。

「手書き・手渡し」の原則にご理解をいただき、ご署名をお届けいただきました多くの皆様に心より感謝を申し上げます。

旭川医科大学の正常化はいまだ道半ばです。本学の明るい未来を拓くための活動はこれからも続きます。

引き続き皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2021年3月
「旭川医科大学の正常化を求める会」

発起人「旭川医科大学の正常化を求める会」

東  信良
阿部 泰之
油野 民雄
大田 哲生
長内  忍
柿崎 秀宏
葛西 眞一
紙谷 寛之
川村 祐一郎
菊池 健次郎
笹嶋 唯博
高草木 薫
谷野 美智枝
谷本 光穂
鳥本 悦宏
野津  司
長谷部 直幸
藤田  智
古川 博之
蒔田 芳男
水上 裕輔
山内 一也
山本 明美
吉田 成孝

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